第1期 技術マネジメントと新規事業を考える会

[参加者募集中]第1期「技術マネジメントと新規事業を考える会」は
【2020年11月25日(水)】からオンラインにて、スタートいたします。
 毎月1回水曜日15:00~17:00の会合となります。
 現在、ご参加者様を募集しております。ご参加ご希望の方はこちらよりお申し込みください。

PDF版のパンフレットは下記をご参照ください
2020年11月~「技術マネジメント新規事業を考える会」

第1期 技術マネジメントと新規事業を考える会

~新規事業・イノベーションへのきっかけとなる 気づき・知見の共有と、
 現在進行系で新規事業・イノベーションに 取り組む人材とのネットワーク構築を行う~

開催にあたって

○ コロナウイルスに端を発する問題が、業種業態を問わず多くの企業に大きな影響を与えています。
短期的な業績への影響もさることながら、中長期的な影響として
「これまでとは異なる大きな質的環境変化」
が起きており、企業にとっては変化への対応が急務となってることと思います。

○しかし、未曾有の状況であることもあり、これまでの既存のビジネスの進め方では、
対応が難しい部分も見えてきています。大きな時代の転換期であるため、
技術経営のあり方見直しや、既存ビジネスの再定義、新しい価値の創出といった
新規事業的な取り組み、それを実現する技術マネジメントの工夫も重要であると考えています。

○当会ではこうした状況においては、自社内での対応に留まらず、
特に異なる分野の知見、経験、知恵を参考にすることで気付きやヒントを得ながら、
試行錯誤のなかで正解に近い道を見出していくことが、
有効な解決策につながると考えております。そのための「場」として、
本勉強会をご活用いただければと思います。

○また、現在、コロナウイルスの影響により、
ご参加者様が一箇所に集まり、議論をすることは難しいと考えています。
しかし、ネットワークの構築、交流は従前にも増して重要な要素でもあります。
本勉強会では、会合運営についてオンラインを基本としながらも、
人脈・ネットワークを形成し得る「場」として機能することを第一の目的とし、
議論などにおける様々な交流促進の工夫をちりばめながら、日々運営を行っています。

○大きな時代変化への対応に向けて意志・志をお持ちの皆様におかれましては、
積極的なご参加を切にお願いいたします。

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運営要領

基本理念:本勉強会の参加メンバーは、ギブ・アンド・テイクをモットーとし、
また守秘義務を遵守しながら、主体的に研究活動の成果向上に努めます。

運営方法

テーマの決定

メンバーの意見を反映し、最も関心のあるテーマを幹事・事務局で協議の上、
適宜設定いたします。

ゲストの招聘

メンバーによる問題提起と併せて、テーマに応じては最適の外部ゲストを招聘します。

資料の交換

メンバー交流シート、アンケートを適宜実施交換し、相互の理解を促し、
会合、議論を進める上での基礎データとします。

交流の工夫

ビジネスチャットツールの活用、グループ単位でのオンライン討議、
相互意見交換会、オンラインオフ会などを通じて、交流の促進を行います。

合宿研究会

※コロナウイルスに伴う出張規制などが終息した場合、
  研究をさらに深めるための合宿研究会の開催も視野に入れてつつ運営を行います。

パートナー
シップ    

参加メンバー様同士におきましては、パートナーシップを発揮していただき、
個別に相談への対応や、自社キーパーソンの紹介、場合によっては企業連携なども
含めて、関係性の構築に努めることをお願いいたします。

 

運営幹事体制

  • ブラザー工業㈱ P&S 事業 LM 開発執行役員付部長 
  • ㈱ダイセル 事業創出本部 新事業開発室 主席部員
  • ヤマハ㈱ 研究開発統括部 研究開発企画部 主幹 
  • 三菱ケミカル㈱ 大阪研究所長 
  • 積水化学工業㈱ R&DセンターR&D戦略室長 
  • ㈱クラレ 経営企画室マーケティンググループ
  • ハウス食品グループ本社 研究開発本部 イノベーション企画部 グループ長 
  • シーズレイザー 代表/ナミックス㈱  顧問  
DXアドバイザー(本会合のDX関係の企画、体制構築のアドバイスをご担当)
  • NEC システムプラットフォームBU 
研究協力委員
  • KYB㈱ 社外取締役、ULSグループ㈱ 社外監査役、
    元富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱代表取締役社長、
    元富士ゼロックス情報システム㈱ 専務執行役員
  • 新潟大学 経営戦略本部 PhDリクルート室 特任教授、
    元・サントリー㈱ 健康食品事業部部長、
      水科学研究所長(兼)研究企画部部長 

 

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PDF版のパンフレットは下記をご参照ください
2020年11月~「技術マネジメント新規事業を考える会」

本勉強会の3つの特徴

(1)知見の共有

先進企業の担当者の方による講演や専門家の講演による最新の知見の共有

様々な業界、業種の企業の技術マネジメント、新規事業に対する取り組みを
知ることで、既存事業とは異なるものの考え方、見方、解決策のヒントが得られます。

発言しやすい少人数ディスカッションの場の設定

ディスカッションに際しては、発言時間や回数を十分に確保するため
少人数に分かれて行います。その際には、議論の方向性について冒頭で明示がなされ
幹事のベテランメンバーがファシリテートを行うため、テーマから乖離することなく、
「発散」と「収束」をスムーズに行うことができるスタイルとなっています。
また、ディスカッションにおいては、記録役(発表役)を交代制で設定することで、
主体的に議論に関わること
につなげています。

質問や意見発信による気付きの促進

参加者の方の発言を促す仕組みを随所に取り入れている背景は、
異業種、他企業の方の客観的な質問
意見が、
はっとするような「気付きにつながることが多く、
この
気付きこそが、本会合の最大の成果物であると考えているからです。
会合に参加することで得られる知見や気付きは、参加者ご本人のためだけの収穫物に留まらず、
自社で活用でき
る智慧に昇華していただく仕組みも随所に組み込みこんでいます。

質疑の活性化の仕組み

本会合では、参加者による「知見の共有」とそれを呼び水にした「気付き」、
そしてその「気付き」をさらに
を参加者間で共有していただくことを大きな目的としています。
オンラインの長所を活かし、講演中の「チャットでの質問対応」と、
講演後の回答と補足説明の場面での「口
頭での質疑」の二段階構成で質疑応答を行います
二段階構成での質疑応答の仕組みにより、質問を出しやすい状況を作り、
一人ひとりが、主体的に質問、発言
でき場作りを目指しています

全体の知識レベルの底上げ

事例や議論テーマによる「参加者の知識レベルに差」を埋めるために、
事前の資料共有や、ケースによっては事前課題に取り組んでいただくことで
知識のベースアップ
(議論の土俵の整備)を実現しま
資料の事前共有により、不明点を明らかにし、講演時の質問を通じ、有意義な知見共有を図っていきます。

(2)人脈形成、キーパーソンとのネットワーク構築 

交流、接触機会が多いという特徴

本会合では、ディスカッションの機会が多くけられており、
会合後のオンライ
ン懇親会なども実施されるため、参加者同士交流接触機会
オン会合ライン会合と比べても多いことも特徴の1つです。

スとなる基礎情報の共有

参加者同士の交流・議論促進するためのベして、
会合第2回目において
参加企業各社の基礎情報加者の状況を
参加者交流シート」を元にした自己紹介により共有しま
これにより、各
参加者の状況、発言の背景十分に理解することを可能とし
相互理解を踏まえた一段深い議論への展開を可能ます。

また、参加者の状況や背景理解ることり、
自社および参加者の方にとってキーパーソンどなたかであるか、
あるいは
たのつなが有力であるといったヒントを得ことがきます。

自社の事例発表を通じた一段深い関係性の構築

プログラムの後半には、希望者を募る形で自社の取り組みについての
「発表の機会」を設けています。

事例発表を通じて、自身取り組んでいる課題について
他の参加者の深い理解が得られるように
、一歩踏み込んだアドバイスや紹介、
コラボレーションなどにもつながりうる、深い人間関係の構築を目指します。

コミュニケーションツールの活用

オンラインでの会合のほかに、コミュニケーションツール(Teamsなど)
を活用したネットワーク化を実現し、気
軽な情報交換を含めた交流の促進を図ります。
(名刺交換をせずとも交流が可能となります)

コミュニケーションツールを活用して、自社の課題について、
複数の方に相談やアドバイスを求め
ることでき、困ったときに相互に助け合える仕組みを目指します。
*参加者間交流を中心としたオンラインサロンの機能を組み込んだイメージです。

会社間の複層的人間関係の構築を促進

本勉強会では2名様でのご参加を推奨しています。
若手や上司といった組み合わせでのご参加を推奨することにより、
参加企業間の複層的人間関係の構築を促し、異動や組織再編・退職があっても、
「会社 対 会社」の関係性
を継続できる可能性を高めます。

(3)企業へのリター

発表を通じた持ち帰り

希望者による自社の事例発表・紹介のセッションでは、
発表を通じて、自社および自身の取り組み状況を改めて整理すること、客観的な課題把握につながります。

また発表後質疑応答・ディスカッションを通じて、
参加メンバーかの真摯なアドバイスが新たな気付きにつながることが期待でき
自社・自身の
取り組み前進させるきっかけとなりえます。

自社への「知見や気づき」の持ち帰り

講演やディスカッションを通じた「知見」や「気づき」が、
参加者が自社に持ち帰る大きな成果物となります。

知見や気づきを、自社にとって必要な形で持ち帰っていただくために、
各回のディスカッションにおいては、意識付け、振り返りを行っています。

・自社どう活かすか
・自社のヒントになること
・今日の話を受けて明日から自分が何をするか

といった振り返りの視点から、自社・実務に照らし合わせた
学び・気づき
の共有をディスカッションの最後に行います。

会合での気付きを意識する「振り返り」セッション

第8回目会合において「気づきと学びの振り返り」をテーマとしたセッションを設けています。

  このセッションを行うことにより、
講演内容、ディスカッション容を自社のり組みにどう活かすか」を改めて意識してもらい、
参加各社に
持ち帰ってもらう成果の質的・量的な最大化を図ります。

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全体のプログラム構成

■全体のプログラム構成と意図(状況により順番に変更がある場合もあります)

第1回:11月25日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
    [テーマ]技術マネジメントの実践と新規事業をいかに創出するか(仮)
    【講師】 富士フイルム株式会社 経営企画本部 ビジネス開発・創出部 中村 善貞 氏

第2回:12月16日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
    [ディスカッション]自社の経営状況についての基礎データと
    参加者の方の取り組み、課題について記載する
    「参加者交流シート」を元にした参加者全員の自己紹介

    以降の会合における、質疑・議論の際の参加者認識の土台となる基礎情報と、
    他社の状況把握、業界キーパーソンのネットワーク情報の元としていただきます。

第3回:2021年1月20日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
   【テーマ】「価値共創活動とテクノロジーマネジメント」
   【講師】元・東京工業大学 特任教授、元・SRIコンサルティング㈱代表取締役、
       元アーサー・D・リトル(ジャパン)㈱ディレクター 古田健二氏

第4回:2021年2月17日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
   【テーマ】「新規事業マネジメント」
   【講師】元・東京工業大学 特任教授、元・SRIコンサルティング㈱代表取締役、
       元アーサー・D・リトル(ジャパン)㈱ディレクター 古田健二氏

   技術経営および新規事業への取り組みの際の王道的な方向性について、習得します。
   ベテランの方にとっては、取組状況の確認機会とします。

第5回:2021年3月9日(火) ※3月のみ火曜日の開催となります
            15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)

   【テーマ】「日本初承認:シワを改善する医薬部外品
         リンクルショットメディカルセラムの開発から市場展開」
   【講師】 ㈱ポーラ化成工業 研究企画担当 取締役執行役員 末延則子氏

第6回:2021年4月14日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
    [テーマディスカッション]課題となるテーマについて、
     参加者をグループ分けしてのディスカッション

    「課題意識共有シート」をもとにして、テーマとなる課題を深堀り。
     課題テーマを切り口に、自社課題の解決を検討を行います。

第7回:2021年5月19日(水) 
            15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)

   【テーマ】「日野自動車での新規事業(仮)」
   【講師】 日野自動車㈱ TS企画部 TS基盤構築グループ 鳥澤高氏

    第6回目までに得られた基礎的情報、参加者の相互理解に基づいて企業事例の講演を聴講し、
    それをもとにさらなる理解、深堀りを目的とした質疑応答
    ディスカッションを行う。

第8回:2021年6月16日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
    [テーマディスカッション]気づきと学びの振り返り
     約半年の講演やディスカッションの内容から、
     自社の取り組みにどう活かすか、自社へのヒント、
     ディスカッションを受けて、明日から自分が何をするに迫っていく。

第9回: 2021年7月14日(水)15:00~17:00 (17:00~オンラインオフ会開催)
     【テーマ】「コロナ過で技術人材育成に関する
          人事処遇・評価、採用の在り方、組織・人の活性化について(仮)」

     【講師】 T&M研究会(元)日東電工㈱技術企画部長 六車忠裕氏

第10回:2021年9月15日(水)14:00~17:00 (17:00~オンライン交流会開催)
第11回:2021年10月20日(水)14:00~17:00 (17:00~オンライン交流会開催)

     上記の第10回~11回は
     参加者より希望を募る形で、自社事例についての発表とそれをもとにしたディスカッションします。

    参加者の取り組みについて、自身で資料に落とし込むことで、
    状況の再認識を行うことが大きなメリットとなります。また、異業種からの新たな切り口による
    真摯な指摘、アドバイスをもらうことで、大きなヒントとすることができます。

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開催日程

■開催期間:2020年11月~2021年10月
 (原則として毎月1回 水曜日15:00~17:00にオンライン【ZOOMを活用】にて開催

  ※17:00~19:00 にて有志オンライン飲み会も開催いたします。ネットワーク構築にご活用ください。

■開催日(予定)
1回 11/25(水) 2回 12/16(水) 3回 2021年1/20 (水) 4回 2/17(水)
5回 3/調整中(水) 6回 4/14(水) 7回 5/調整中(水) 8回 6/16(水)
9回 7/14(水) 10回 9/15(水) 11回 10/20(水) 【全11会合】

■補足
現在、コロナウイルスの影響により、多くの企業様で、外出、出張などに制限が設けられており、
実際に一箇所に多くのご参加者様にお集まりいただくことは難しいと考えています。
そのため本会合はオンラインを基本に会合運営を行っておりますが、
状況に変化が認められれば、対面での会合、合宿なども視野に入れて、運営を行います。
合宿につきましては開催の場合は別途参加費をいただく形となります。
(ご参考:開催の場合の合宿参加料金お一人様二泊三日29800円[税別])

参加対象

企業の実務担当者の方で、以下の各担当者様をご参加対象としております。
研究開発、新規事業関連、オープンイノベーション関連、ソリューション関連、品質管理、生産技術、
経営企画、戦略推進のサポートなどの部門の方。

職位:課長層が約4割で最も多くなっており、次いで部長層が3割、役員クラスが1割となっています。

※営業目的のご参加、コンサルタント会社の方のご参加はお断りいたしておりますので
 予めご承知おきくださいますようお願いいたします。

入会要領

■申し込み方法■

こちらの下記フォームよりお申し込みください
より必要事項を記載のうえ、お申し込みください。

 折り返し、例会案内(接続方法記載)ならびにご請求書をお送りいたします。
 申込先:価値共創研究会  事務局担当:倉島
 Eメール:teppei.kurashima@ccvi.jp 
(ご不明な点がございましたら、お気軽のお問い合わせください)

参加費用

1名様でのご参加の場合:198,000円(本体価格180,000円)
2名様でのご参加の場合:220,000円(本体価格200,000円)
 (研修効果および、ネットワーク構築の観点から
  2名様[可能であれば職位の異なる2名様]でのご参加をお勧めいたします)

・全11回ご参加の費用となります。
・合宿研究会、その他の特別会合を実施する場合は、別途実費ご負担いただきます。
・分割支払い、支払い時期等、ご事情お気軽にご相談ください。
・会合の趣旨から、1回などのスポット参加はお受けいたしておりません。

【お支払い方法】
 ご請求書(PDF)をお送りいたしますので、
 記載の銀行口座にお振込をお願いいたします。

PDF版のパンフレットは下記をご参照ください
2020年11月~「技術マネジメント新規事業を考える会」

体験参加について

第1回例会は、「入会を前提としてご検討中の方」に限り、
会合を実際にご覧いただくために無料にてご参加いただけます。
会合雰囲気をご覧いただき、この機会にぜひ入会をご検討ください。
ご希望の方は、お申し込み際に備考欄などで「体験参加ご希望」の旨、ご連絡ください。

※体験参加は所謂「無料セミナー」ではございません。趣旨ご理解の上、お申込ください。

※企業実務担当者以外の方、会合の趣旨にそぐわない方の御参加はご参加を
 お断りする場合がございますのでご承知おきくださいますようお願いいたします。

お申し込みはこちらから


運営幹事から

三菱ケミカル㈱ 大阪研究所長 宗像基浩氏 

 新しく発足するこの会合に参画することとなりましたが、この会合には大きな期待があります。ますます不確実性が増す世の中では、大なり小なり様々な社会課題が生じてきています。それらの社会課題を解決するような新規事業を企画し推進することは、各企業において重要な経営課題となってきています。しかしながら、それらを実践するための手法や考え方を学ぶことはそう簡単ではありません。
 本会合では、各企業において実際に新規事業に携ったり、また現在も新規事業を推進している経験豊かな運営幹事がその経験や知識を皆さんに分け隔て無く披露し共有します。さらに、ディスカッションにおいて皆さんの考える機会や発言の機会を多く取るようにファシリテートします。これらのことは、皆さんがそれぞれの立場で悩まれていることへのヒント、さらには所属している企業における問題点への解決策を考える事につながると信じています。また、オンラインでのセミナーという特徴を活かして、フレキシブルに皆さんの問題意識に寄り添った講義やグループディスカッションを行うことで、より実践的で役立つ気づきが得られると思います。

ブラザー工業㈱  P&S 事業 LM 開発執行役員付部長  林祐二氏

 スティーブ・ジョブズの言葉の1つ「創造性(クリエイティビティ)とは、物事をつなぐことだ。もしあなたが創造的な人に、どうやって仕事をしているのですか? と訊ねてみても、クリエイティブな人は少し照れくさそうにするだけだろう。なぜなら彼らは実際のところ、創造的なことなんてしていないからだ。物事の見方が違うだけのこと」。 
 異分野、異業種から集まるこの会合では、自分の常識が非常識であったことを見つけ、業界を超えた知の交流によって物事をつなぐヒントを得られるチャンス、そして率直に意見をぶつけあえる雰囲気のなかで培った業界を超えた人脈も今後の人生において宝になるのではないかと期待しています。
 東京の会社の方はもちろんですが、名古屋に会社のある私のような地方のために東京出張がなかなか難しかった会社の皆さまとの幅広い知の交流ができることも楽しみにしています。

ヤマハ㈱ 研究開発統括部 研究開発企画部 主幹 橋本 誠一氏

 今回、偶然にも新たな会合の立上げに関わる機会をいただきました。くしくも、世界中がCOVID-19により大きく変わろうという節目に、改めて新規事業について、様々な知見を持った方々と考える場を持つ意義は、計り知れないものがあると思います。
 世の中が大きく変わる節目は、新規事業にとって大きなチャンスでもあります。参加される一人ひとりが持つ知見や経験を持ち寄り、それぞれが新たな気付きを得て、次の一歩に繋げる。参加者自らが、その会の中身を作り上げながら、自らも成長していくような場に出来ればと思っております。

㈱ダイセル 事業創出本部 新事業開発室 主席部員
/パイクリスタル㈱ 研究開発部長 伊藤久義氏

 ポストコロナにおけるオンラインミーティングの普及により、人と繋がるということに関しては以前よりもずっと広く、遠くまで届くようになりました。誰にでもいつでも会える時代が一気に到来し、我々のように新たなネタ探しをいつもしている人間にとっては、歓迎すべき状況です。
 一方で、様々な異業種交流や学会などを通じて、狭いかもしれないけど、深い繋がりを気づいてきた中で、そんな関係だからこそ得られた相互の学び、気づき、集団的なセレンディピティの発現といったことへの渇望は大きいものがあります。
 コロナの落ち着きを待って、旧来のコミュニケーションの場の復活を待つのはもちろんですが、オンラインの集まりであっても、リアルな交流に匹敵する濃く、中身があり、相互理解、双発の進む場を作ることは可能ではないか、自分たちがその場を作り出す一翼を担えるのではないかという想いに心から賛同し、本会に参加することを決めました。この会を通じ、新たな形の人と人のつながり、そこからの新しい形のアイデア創出に皆さんと挑戦するのが楽しみです。

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